老朽化したまま放置された空き家は、倒壊、放火、不審者の侵入、動物の住み着き、ゴミの不法投棄、悪臭や害虫の発生、周辺環境や景観への影響などが懸念されていました。
2015年に空き家対策法(正式名は空き家等対策の推進に関する特別措置法)が施行され、問題のある空き家を「特定空き家」に指定できるようになりました。
「特定空き家」に指定されると、自治体による助言や指導・勧告・命令のもと最終的には各自治体での解体強制執行する事ができます。この解体費用等は所有者に請求となります。
しかし、解体費の回収できたのは10パーセント程度らしいので、強制執行による解体は税金で行うという事です。解体費用の回収率を考えると簡単に強制執行とはいきません。
「特定空き家」の解決には、まだ問題があります。空き家に残る家財道具・遺品の整理がついていないのです。となると家財道具、骨とう品、書籍、車など・・・これらをトータルサポートできる仕組みが必要となってくると思います。
では、ご実家が空き家になったら何をしたらいいのでしょうか?それは、ご実家が空き家になったら即遺品整理をする事です。
空き家になって約半年から1年で、売るも貸すも難しい状況になってきます。換気しない状態が家の老朽化の大きな要因です。売ったり、貸したり出来る可能性がある不動産も放置するとともに将来の負担になっていきます。
これは、家だけではなく家財についても言えます。空き家になって、すぐ整理し家財類を売却して負担を軽減できる可能性もあります。
私の整理作業上の経験では、こんな理由で売却出来ない場合がありました。家電放置期間で使用期間が過ぎてしまう。冷蔵庫など内部の虫、カビ、臭いにより売却できなくなってしまう。パソコンやデジタル製品の規格が変わってしまう。カメラのレンズ内にカビが発生してしまう。着物もカビ、臭いによる売却が難しくなるなど・・・家も家財も売れたり、貸せたり出来た物を放置し、逆に解体や処分料が発生してしまう。
こうなる前に整理をし、「特定空き家」になる前に対応していかなければいけないと思います。
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